この1週間、本当に濃い時間でした。というのも、グラーツ指揮科の仲間とウィーンへプローベ見学ツアーに行きました。サイモン・ラトル&ベルリン・フィルのプローベでした。さすがにラトルはすごいです。また僕は皆より1日は約ウィーンに行き、ウィーン国立歌劇場の「ラ・ボエーム」を見ました。これの見所は何と言ってもミミのアンジェラ・ゲオルギューでした。また巨匠フランコ・ゼフィレッリの演出もすごかったです。グラーツに戻り、今度はグラーツ州立歌劇場の「カルメン」、これまた圧巻でした。歌手人、オケ、演出、すべてが安定していてかなりの名演。また指揮者が個人的にすごく好きなタイプだったので、ある意味ウィーン以上に感銘を受けてしまいました。
今回の世界最高峰レベルの体験で、改めて色々なことを考えさせられました。僕はオペラ指揮者になりたいというはっきりとした目的があります、そのためにヨーロッパに来ました。今回色々な刺激を受けて改めてそれを考えると同時に、近い将来への熱い希望が持てました。もちろん先のことはわかるものではありませんが、熱い思いが燃えてきました。とにかく頑張ります!
何事もやはり経験ですねえ。今週は本当に色々なことがありました。まず月曜日、風邪で欠席者が多かったためいきなり教授に時間ができ、いきなりレッスンをうけることができました。当然何もそのための準備はしてないので、何かすぐ触れるやつをということでベートーヴェンの2番シンフォニー第2楽章になりました。さすが教授、本当にすごいれっすんでした。幸い調子よくいったので、かなりいいレッスンで、教授も喜んでいい評価を下さいました。
水曜日、Studiochorの本番でした。僕は歌うだけで振りませんでしたが、テノールソロがありました。というのも、その曲を振る指揮者(台湾人の女の子)から直接指名があったからです。合唱指揮科全員の指揮のもと半初見でした。本当にいい経験でした。
明日から水曜日までウィーンです。指揮科の特別企画ツアーで、プローベ見学です。サイモン・ラトル&ベルリン・フィルです。まずは明日、ウィーン国立歌劇場のラ・ボエームです。これは個人で勝手に行くだけです(例の台湾の女の子と)。
伴奏、すなわちオペラやコンツェルトなどの合わせものの指揮です。理由はわかりませんが、ここの指揮科の学生は皆あまりよくないのです。ここは特にオーケストラ指揮者を目指すものが多く、オペラ指揮者志望は純粋には僕だけです。シンフォニーはともかく伴奏を振る、特に歌手と合わせるといった知識はほぼないようです。オーケストラ、吹奏楽を振る機会はいくらかありますが、オペラを振る機会はないようです。これはかなり問題だと思います。不思議とそういう機会がないのです。オペラ指揮の授業はあるのですが、それだけではあまり機能していないようです。
伴奏指揮ってそんなに大変なものなんですかねえ?僕はここに来るまで日本では、オペラを中心に振ってきたので、それらを学ぶ機会はありましたが、ここでないのはしんどいですねえ。個人的にはこれがある意味指揮者にとって一番大切とさえ思えますが。
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